インフルエンザ報告数 前週から減少も太平洋側で乾燥続く 引き続き感染症対策を
インフルエンザ報告数
定点当たりの報告数は、多くの都道府県で「インフルエンザ注意報」基準の10人を下回りましたが、山形県の「16.02人」のほか、新潟県、沖縄県、岩手県で10人を上回っています。
報告数の減少に伴い、休校措置なども減ってきていて、休校は「12校」、学年閉鎖は「254校」、学級閉鎖は「781クラス」となっています。
今日7日は都心で湿度16% この先も太平洋側は空気乾燥
この先も東日本・西日本の太平洋側で乾燥に注意が必要です。明日8日(土)は東海や近畿、九州南部でも雪の降る所があり、来週中ごろは気圧の谷の影響で雨や雪の降る所が多くなりますが、晴れて空気の乾燥した日が多いでしょう。
空気の乾燥 インフルエンザに注意
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。