月と火星が大接近 今日9日夕方~10日未明 天体ショーを楽しむポイントは?
月と火星が大接近
先月地球と最接近した火星はマイナス0.8等と明るく、月のそばにあってもよく目立つでしょう。月と火星の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。
9日夕方と10日未明を見比べると、肉眼でも月と火星の間隔が狭くなっていることが確認できます。さらに、10日(月)の月の入り直前には、北海道や九州北部で(※)火星食となります。ただ、高度が約1度と非常に低いため、観察は難しそうです。
【天体ショーを楽しむポイント】
・肉眼でも見られるが、双眼鏡だとより大接近が楽しめる
・月と火星の視野内の大きさは5度
・防寒対策万全に(18時以降は東京都心でも気温5℃以下)
なお、次回の共演は3月8日(土)~9日(日)です。
※火星食とは、火星が月にかくされる現象のこと。