静岡県で1時間に30ミリ以上の激しい雨 関東も夕方にかけて横殴りの雨に注意
東海で激しい雨 関東も横殴りの雨に注意
1時間雨量の日最大値は静岡市井川で38.0ミリなど、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。このあと夕方までは、局地的に激しい雨や雷雨となるため、道路の冠水や川の増水に注意が必要です。
関東も、神奈川や千葉など沿岸部を中心に本降りとなり、風も強まるため横殴りの雨にご注意下さい。
【1時間雨量の日最大値】
静岡県静岡市葵区井川 38.0ミリ(~11:52)5月1位の値を更新
静岡県川根本町 36.5ミリ(~12:17)
静岡県浜松市佐久間 34.0ミリ(~11:20)
静岡県静岡市葵区有東木 34.0ミリ(~12:30)
激しい雨って どんな雨?
激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
大雨の時に危険な場所
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によってドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。