鹿児島県の桜島 山体が膨張した状態で経過 多量の降灰を伴う噴火が発生する可能性
桜島 再び山体膨張に転じる
南岳山頂火口では、昨日(17日)から本日(18日)15時までに噴火が21回発生し、うち15回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上2900mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で8合目(南岳山頂火口より約600m)まで達しました。昭和火口では、噴火は観測されていません。
今後も桜島島内を中心に多量の降灰を伴う噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあります。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。