北海道 日没後、南西の空に注目!
宵の空に映える木星と金星

これらの二つの輝く星は空の低い位置にあるため、午後6時頃には沈んでしまいます。しかし北にある北海道は、午後4時過ぎには日が沈むため、本州方面に比べて空が暗くなるのが早く、少し長い間観察できます。
木星と金星は肉眼でもその明るさを十分楽しめます。さらに望遠鏡を用いると、木星のそばには寄り添うように光る4つの衛星を観察することができますし、木星本体の縞模様も観ることができるかもしれません。
24日には最接近
今夜は乾いた空気に覆われ、雪で空気中のホコリも取り払われた澄んだ空が広がります。宵の空に浮かぶ木星と金星を観察してみてはいかがでしょう。ただし日が沈むと急に寒くなってきます。屋外で観察する際は手袋やマフラーなど寒さ対策を心掛けてください。