猛烈な台風4号 4月になぜ発達? 小笠原諸島は警報級高波の恐れ 本州への影響は?
4月に猛烈な勢力は21世紀以降2例目
台風が4月に発生するのはそれほど珍しいことではありません。ただ、4月に猛烈な勢力にまで発達するのは2001年以降に発生した台風14個のうち2021年の台風2号だけで、今回が2例目の珍しいケースになります。
なぜ今回このように猛烈な台風にまで発達したのでしょうか?
発達のカギは海面水温
台風4号はこのあとも猛烈な勢力を保ったままマリアナ諸島を北上し、週の後半17日(金)には、強い勢力で小笠原諸島に接近する見込みです。
すでに小笠原諸島には、早期注意情報が発表されていて、17日(金)と18日(土)は波浪警報の可能性がいずれも『中』となっています。
今回の台風の影響は小笠原諸島が中心ですが、伊豆諸島や関東の太平洋沿岸にはうねりが入り、波が高くなる見込みで、注意が必要です。
台風の強さ・大きさ
「台風の大きさ」は、「風速15m/s以上の半径」をもとに、決められます。風速15m/s以上の半径が800㎞以上は「超大型(非常に大きい)」、500㎞以上800㎞未満は「大型(大きい)」です。
これらの「台風の強さ」や「台風の大きさ」は、台風の災害の規模と必ずしも一致するものではありません。また雨の量や強さは、「台風の強さ」や「台風の大きさ」では表すことができません。
たとえ「強い」台風や「大型」の台風でなくても、大雨など被害をもたらすこともあります。最新の台風情報を確認して、早めの避難など対策を心がけてください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

