1か月予報 年末年始の寒さは? 暖冬傾向の続く所も
この先1か月 冬らしいのは 北日本が中心
というのも、日本付近の冬型の気圧配置は、北日本が中心になりそうだからです。このため、東・西日本の日本海側では、この先1か月も雪が少ないままで、スキー場などは雪不足が続くでしょう。一方、東・西日本の太平洋側は、いつもの年よりも低気圧の影響を受けやすくなり、日照時間は平年並みか少ない予想です。
1週目(12月28日~1月3日) 北日本は一時的に寒く
一方、1週目の平均気温は、沖縄・奄美や西日本では「平年より高く」、東日本は「平年並みか高い」でしょう。ただ、これはあくまでも「平均気温」なので、一時的に冷え込みが強まる日もあるでしょう。忘年会や新年会などでお帰りが遅くなったり、カウントダウンのイベントや初詣などで、暗い時間に外にいたりする場合は、しっかり暖かくしてお過ごし下さい。
2週目(1月4日~1月10日) 仕事初めの週も 広く暖冬
1月6日は、二十四節気の「小寒(しょうかん)」で、暦の上では寒さが次第に厳しくなっていく頃です。仕事初めの週という方も大勢いらっしゃるかと思いますが、実際は、年末年始の休暇明けも、厳しすぎる寒さが続くことはないでしょう。
3~4週目(1月11日~1月24日) 一年で最も寒い頃に入りますが
1月20日には、二十四節気の「大寒(だいかん)」を迎え、暦の上では、一年で最も寒くなる頃です。また、平年ですと、年間の最低気温が観測されるのは、この頃から立春までの間の所が多くなっています。ただ、東日本や西日本、沖縄・奄美を中心に、今回の真冬は、寒さが控えめになりそうです。
この1か月予報は「天候の見通し」です。毎日の天気や気温は、予報をこまめに確認して下さい。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方