週間天気 寒気は一時的 関東から九州は花粉シーズンへ コロナ禍の対策は
2021年02月05日11:57
6日土曜 九州から東海は 天気回復 東北や北海道は 雪や吹雪の所も
九州から東海は、明け方まで所々で雨や雪が降り、近畿など、太平洋側の平地でも積雪となる所がありそうです。朝は路面の凍結に注意が必要です。ただ、天気は回復へ向かうでしょう。関東は日中は広く晴れそうです。北陸は、日の差す時間もありますが、雨や雪の降る所があるでしょう。
一方、低気圧が近づくため、東北と北海道は、日本海側ほど雲が多く、所々で雪や雨が降りそうです。
そして、気温のポイントは「全国的に、この時期にしては高い」ということです。朝の冷え込みは強くなく、最低気温は、3月並みの所が多い予想です。最高気温も平年より高く、北海道や東北でもプラスの所が多いでしょう。積雪の多い所では、雪どけが進みますので、雪崩や屋根から落ちる雪に、十分お気を付けください。関東から九州では15度前後で、日ざしの暖かさを感じられそうです。那覇は25度くらいまで上がるでしょう。
7日日曜以降 寒気の影響は 一時的
関東から九州は、7日日曜は大体晴れて、気温は、まだ平年より高い状態が続きますが、こちらも次第に寒気の影響を受けるでしょう。8日月曜から9日火曜頃は、晴れても、この時期らしい気温の所が多くなりそうです。
ただ、関東から九州では「寒さは、長く続かない」というのがポイントです。週の後半になると、関東から九州では、季節を先取りした暖かさの所が多い予想です。関東甲信から九州北部では、10日水曜頃から「かなりの高温」が予想されており、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しています。農作物の管理などに、注意が必要です。
関東から九州 スギ花粉が飛び始める予想
すでに花粉症の症状がでている方は、薬を飲み始めるなど、対策を始めてください。また、花粉症でない方も、できるだけ「花粉を室内に入れないこと」を心がけていただきたいものです。
コロナ禍で 換気をしながらの花粉対策は?
厚生労働省の資料によりますと、花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験もあります。ただ、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをした場合、部屋の中に入る花粉の量を、およそ4分の1に減らすことができたということですので、参考にしてみてください。
また、部屋の中に流れ込んだ花粉は、床やカーテンなどに、多く付着している可能性があります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、床はこまめに掃除をして、カーテンは定期的に洗濯をするのが、おすすめです。
さらに、花粉が飛びやすい日は、①晴れて気温が高い日、②空気が乾燥して、風が強い日、③雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いたあとです。tenki.jpの2週間天気で、この先の天気と気温などを確認して、花粉対策に役立ててください。