今日19日 東北南部~九州は猛烈な暑さ 熱中症に警戒 北海道と沖縄は大雨の恐れ
午後は東北南部~九州で激しい雷雨 北海道と沖縄は大雨の恐れ
東北南部から九州は広く晴れる見込みです。ただ、午後は大気の状態が不安定となるため、山沿いや内陸部を中心に、所々で雨や雷雨があるでしょう。山や川のレジャーは天気の急変にご注意ください。
熱帯低気圧の影響で、沖縄や奄美地方は断続的に雨や雷雨。激しく降る所もあり、大雨の恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。強風やうねりを伴う高波、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
東北南部~九州で猛暑日続出
気温が著しく高く、熱中症のリスクが特に高まることを示す「熱中症警戒アラート」が、関東から沖縄の24都府県に発表されていてます。屋外のレジャーを予定されている方は、無理せずに日陰や涼しい場所で休憩をとり、のどが渇く前に、時間を決めてこまめに水分を補給しましょう。たくさん汗をかいたら、適度に塩分をとることも忘れないようにしてください。
夜も気温の高い状態が続くでしょう。人混みなどは湿度が高く、かなり蒸し暑くなりそうです。花火大会や夏祭りなど、夜のお出かけも、万全な熱中症対策を行ってください。
熱中症 応急処置のポイント
まずは、意識があるかどうか確認します。意識がない場合は、すぐに救急車を呼んでください。意識がある場合は、冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰など、涼しい場所へ移動しましょう。
そして、衣服を緩めて、体を冷やしてください。冷やした水のペットボトル、氷枕、保冷剤などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。
救急車を待っている間も、涼しい場所で体を冷やすなど応急処置を行ってください。
そして、水分と塩分を補給しましょう。経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。吐き気を訴えたり、自分でペットボトルのキャップを開けて、口元まで運ぶことができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに救急車を呼んで、医療機関を受診してください。