2週間天気 クリスマス頃には冬将軍撤退 元日は季節外れの暖かさも
2023年12月19日12:08
前半(12月20日~26日) 寒波の影響土曜まで クリスマス以降寒さ解消
冬型の気圧配置が強まり、今季最強の寒気が21日(木)~22日(金)を中心に西日本から流れ込むでしょう。日本海側では連日のように雪が降り、九州北部や山陰、北陸を中心に警報級の大雪や猛吹雪の恐れがあります。交通機関に大きな影響が出る恐れもあり警戒が必要です。
北日本や東海から西では太平洋側にも雪雲が流れ込んで、平地でも積雪となる可能性があります。冬タイヤの準備や雪道の歩き方など、慣れない雪への備えは早めに済ませておきましょう。
【24日(日)~25日(月)】
冬型の気圧配置が緩み、寒気も弱まる見込みです。日本海側では大雪が収まり、新潟などでは雪ではなく雨が主体となりそうです。積雪が緩むので、なだれや落雪などには十分ご注意ください。
太平洋側は晴れる所が多いですが、まだ少し空気が冷たいでしょう。
後半(12月27日~1月1日) 年末は各地気温上昇 元日は季節外れの暖かさも
27日(水)~28日(木)は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。太平洋側では晴天が続き、寒さの緩む日もありそうです。日本海側でも雨や雪がやむ日があり、少しホッとできそうです。ただ、29日(金)頃には低気圧の影響で、太平洋側を中心に雨の降る所が多くなるでしょう。
【30日(土)~1月1日(月)】
関東から西では晴れる日が多く、大晦日は気温が15℃くらいまで上がる所もあるでしょう。元日は各地で雨が降りますが、気温は高く、東京都心は17℃と11月中旬並み。正月とは思えない暖かさでしょう。
北陸から北も30日(土)は広く晴れて、日中の気温は平年を上回るでしょう。その後は天気が下り坂ですが、元日は雪ではなく雨の予想です。比較的暖かな年越しとなる見込みです。
※年末年始の頃の降水や気温の予想については、信頼度が低い所もあり、この先も予報が変わりやすいです。最新の予報をこまめに確認するようにしてください。