今日19日も関東~九州で35℃以上が続出 東海は体温並みも 熱中症リスク高まる
関東~九州で猛烈な暑さ 名古屋などは体温並み
予想最高気温は、名古屋市や岐阜市で36℃と東海では体温並みの危険な暑さになる所も。そのほか京都市や奈良市、岡山市、山口市などで35℃と猛暑日に。東京都心も猛暑日に迫る34℃まで上がる見込みです。
また、全国のおよそ半分で、最高気温30℃以上の「真夏日」が予想されています。
明日20日から猛暑収まるも蒸し暑く
週末以降は湿った空気が流れ込みやすくなり、湿度が高くなるのがポイントです。熱中症のリスクは気温だけでなく湿度の影響もかなり大きいです。また、連日の暑さで疲れやすくなっていると、熱中症にかかりやすくなることもあります。この先も油断せずにしっかりと対策をしてください。
外は猛暑 何を持っていく?
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することも大切です。また、周囲の人に「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも熱中症予防につながります。