お盆の近畿は13日ごろまで雨の日が多い 14日からは日差しが戻って猛暑が復活
10日~11日は広く本降りの雨
特に、10日(日)から11日(月・祝)にかけては前線が本州付近に停滞するため、近畿地方の広い範囲で本降りの雨となる見込みです。局地的に雨脚が強まって、雨量が多くなるおそれもあります。どのような雨の降り方をするのか、どのくらいの雨が降るのかなど、最新の情報で確認してください。
猛烈な暑さはいったん落ち着きますが、湿度が高く、蒸し暑さが続きます。油断せず、熱中症への対策を行いましょう。
14日(木)以降、太平洋高気圧が再び本州付近で勢力を強めるでしょう。
近畿地方では強い日差しが照り付け、体にこたえる暑さが続きそうです。
晴れのマークが並んでいますが、山や川でのレジャーを計画されている方は、急な雷雨の恐れがないか、最新の情報で確認するようにしてください。
13日ごろから熱中症リスクが高まり「危険」レベルに
13日(水)以降、京都市では最高気温が35℃以上の猛暑日となる日が多くなり、大阪市などでも35℃以上となる日がある見込みです。
これまでのような40℃に迫る暑さではありませんが、湿度の高い日は、体に熱がこもりやすく、実際の気温よりも暑く感じられるでしょう。また、いったん猛暑が落ち着いたあとの厳しい暑さで、体に負担がかかりそうです。
こまめに休憩や水分を摂り、無理のないよう万全な対策をしてお過ごしください。
車内の温度を効率的に下げる方法
車内温度を効率的に下げる方法があります。
車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。
上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。
また、車内での熱中症による事故の中には、子どもが乗っていることを忘れてしまっていた、という事例もあります。どんな場所でも、少しの時間だとしても、子どもを車内に残さないようにしてください。