東海 明日19日にかけて1度目の大雪ピーク 名古屋の雪は? 各県の影響は?
飛騨北部で積雪急増 三重県北部でも積雪
雪かきや雪下ろしは、2人以上で安全第一で作業を行いましょう。積雪の多い地域では、積もっていた古い雪の上に、新たに多くの雪が降り積もった状況です。表層の雪が滑り落ちる「表層なだれ」が発生しやすくなるので、注意が必要です。屋根からの落雪や、大雪や路面の凍結による交通障害、電線や樹木への着雪にも注意してください。
明日19日にかけて雪の降り方が強まる恐れ
【岐阜県】20日(木)にかけての見通し
今日18日午後も、雪雲が流れ込みやすく、所々で雪が降るでしょう。夕方から夜にかけては、若狭湾方面から帯状の雪雲が流れ込み、美濃地方の平野部でも積雪が多くなる恐れがあります。
明日19日も、山間部を中心に平野部でも雪が降り、積雪がさらに増える所があるでしょう。「警報級の大雪の可能性」が、岐阜県では今夜から明日19日にかけて高まっています。
20日(木)は、大雪のピークは次第に超えますが、飛騨北部や郡上市、西濃の山沿いを中心に雪が降り続く見込みです。いったん雪の降り方が弱まっても、最新の気象情報に注意を続けてください。
【愛知県・三重県・静岡県】20日(木)にかけての見通し
今日18日午後から明日19日にかけて、変わりやすい天気で、雪の降る時間があるでしょう。
今日18日夕方から夜にかけては、若狭湾方面から帯状の雪雲が流れ込む見込みです。名古屋など濃尾平野周辺、知多半島や渥美半島などでも雪が降るでしょう。名古屋でもうっすら白くなる可能性があるなど、平野部でも積雪となる所がある見込みです。明日18日の朝は、積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。明日19日午前中は、名古屋よりも西の地域や知多半島、渥美半島などで、雪の降る所があるでしょう。
20日(木)は、愛知県への雪雲の流れ込みは、ほとんどなくなり、多少雲が広がる程度で広く晴れる見込みです。
【三重県】
今日18日午後から明日19日にかけて、北部を中心に雪が降りやすく、大雪となる所があるでしょう。「警報級の大雪の可能性」が、北中部では今夜から明日19日にかけて高まっています。
【24時間降雪量 多い所で】
〇今日18日午前6時から明日19日午前6時まで
北中部 20センチ
南部 2センチ
〇明日19日午前6時から20日(木)午前6時まで
北中部 15センチ
南部 1センチ
20日(木)は、雪は次第に止んで、晴れ間の出る時間が長くなりそうです。
【静岡県】
今日18日午後から明日19日にかけて、広く晴れるでしょう。西部と中部の山沿いで、雪の降る所があるでしょう。また、西部では強い風にのって、風花が舞う時間があるかもしれません。風が冷たく、厳しい寒さが続きそうです。
20日(木)は、安定した晴れの天気となり、少し風も収まり、寒さは緩むでしょう。
予想24時間降雪量 その後も増える見込み
積雪となった場合は、冬用タイヤを必ず装備し、ノーマルタイヤでの運転は控えるようにしてください。
20日(木)以降も、寒気が居座るため、寒さと雪への警戒を緩めないようにしましょう。2回目に寒気の流れ込みが強まるのは、3連休頃となりそうです。3連休にかけて、最新の気象情報と交通情報に注意を続けましょう。
ノーマルタイヤの危険性
雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。
雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。