10月にかけても異例の残暑 暑さの記録を更に更新か 季節は足踏み 1か月予報
2023年09月21日15:54
10月も異例の暑さ続く 10年に1度程度の高温か
気象庁がきょう21日発表した最新の1か月予報によりますと、10月にかけて全国的に気温は高く、特に10月上旬にかけては、北日本・東日本・西日本で、高い確率80%となっています。
また、気象庁はきょう21日、北海道から沖縄にかけての全国を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは、10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表される情報です。向こう2週間の気温は、5日間の平均で平年よりおおむね2℃以上高く、9月27日頃から平年に比べて「かなりの高温」となる日が多いでしょう。
今週末(23日、24日)は、秋雨前線が本州の南まで南下し、移動性高気圧に覆われるため、全国的にカラッとした秋晴れの所が多くなりますが、それも束の間です。来週中頃からは再び、夏の高気圧も盛り返し暑さがぶり返す見込みです。運動会などスポーツイベントが増える時期ですが、引き続き、熱中症に注意し、食中毒のないよう食品の管理にもご注意下さい。
10月も暑さの記録を続々と更新か
西日本や東日本を中心に、10月にかけても最高気温30℃以上の真夏日の日がありそうですが、朝晩は東京都心などでも20℃を下回り、羽織る物が欲しくなる季節です。また、北海道では、内陸を中心に一桁の気温となり、大雪山など標高の高い所では紅葉が見頃となってきます。紅葉が見頃の所は、朝晩は暖房が必要な寒さとなります。朝晩と日中の気温差が大きくなる時期ですので、重ね着など、服装でうまく調節しましょう。
追記:仙台市の真夏日最晩記録を訂正しました