関東 帰宅時間帯にかけ横殴りの雨 夕方にライン状の活発な雨雲通過 夜は気温急降下
箱根などで土砂降りの雨 羽田空港で最大瞬間風速20m/s超え
12時間雨量は、神奈川県箱根町で119.0ミリ(10:20まで)と、100ミリを超える雨がザッと降りました。
また、沿岸部を中心に風が強く、羽田空港や江戸川臨海では最大瞬間風速が20m/sを超える強風が吹き荒れています。
帰宅時間帯にかけて横殴りの雨 夕方にライン状の活発な雨雲通過
特に、夕方は前線に伴う、活発なライン状の雨雲が通過する見込みです。前線通過時は、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがあります。1時間に50ミリ以上の雨とは、滝のようなゴーゴーと降る雨で、道路が一気に冠水する恐れがあるレベルです。
活発なライン状の雨雲は2~3時間でぬける予想ですが、東京都心では15時~18時頃まで、千葉や茨城など東部では20時頃まで警戒が必要です。
夜遅くなると、雨は次第に止む見込みです。
雨の後 北風に変わり気温急降下↓ 夜は朝よりヒンヤリ
今朝の最低気温(午前9時まで)は、東京都心で18.8℃と、6日ぶりに18℃以上で、6月中旬並みの暖かな朝でした。このあと日中は20℃くらいで横ばいですが、夜は北風に変わり15℃くらいまでグッと下がります。羽織る物がないとヒンヤリします。重ね着などで、うまく調節しましょう。
明日以降は、週末にかけて晴れるでしょう。日に日に気温は上がり、土日は夏日・真夏日続出となりそうです。まだ、体が暑さに慣れていないため熱中症にご注意下さい。
大雨の時に危険な場所
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。