北海道で積雪急増 札幌は一晩で12センチの積雪 今冬は「寒さ」と「ドカ雪」に注意
札幌 一晩で12センチの積雪
札幌市では、昨日23日(土)20時まで積雪がゼロでしたが、今日24日(日)6時には12センチと今季最大。また、札幌市郊外の小金湯21センチ(今季最大)、幌加内町朱鞠内16センチ(今季最大)など、所々で今季最大の積雪となりました。また、先日11月18日(月)に69センチの積雪(11月1位)を記録した青森県酸ヶ湯では、22日に29センチまで減っていた積雪が、再び41センチまで増えました。
今日24日(日)10時現在の積雪は、札幌市11センチ、札幌市郊外の小金湯19センチ、青森県八甲田山系の酸ヶ湯40センチなどとなっています。
24日(日)午後 雪は止んでもスリップ注意 強風・高波に警戒

冬型は次第に緩むものの、オホーツク海側などは今夜にかけて風の強い状態が続くでしょう。北海道羅臼町で最大瞬間風速30.6m/sを観測(10:09)。羅臼町で11月に最大瞬間風速30m/s以上は、2016年(11月10日:34.1m/s)以来8年ぶりです。
また、網走地方に「波浪警報」が発表されています(24日10時半現在)。今夜にかけて高波に警戒が必要です。
日本海の海面水温高い 大雪に注意
今冬は「冬らしい寒い冬」 日本海側は大雪に注意
最新の3か月予報によりますと、この冬はラニーニャ現象になる可能性が高く、偏西風は日本付近でやや南に蛇行するでしょう。このため、冬型の気圧配置が強まる時期があり、寒気の影響を受ける見込みです。日本海側の雪は平年並みか多く、平均気温は全国的に平年並みでしょう。平年並みとはいえ、近年は暖冬傾向が多く、今年の冬は北風の冷たさが身体にこたえそうです。
昨シーズン(2023年12月~2024年2月)は全国的に暖冬・少雪となりましたが、この冬は寒さと大雪に注意が必要です。防寒用品や除雪グッズなどを再確認し、寒い冬に備えておきましょう。