今日21日は夏至 一年で最も夜が短く睡眠の質が下がりがち 快眠ポイント3つ
一年で最も昼が長く 太陽高度が最も高い
これは地球の公転と地軸の傾きによって起こる現象で、日本付近では太陽がほぼ真上に近い角度から照り付けることになります(東京の正午/太陽の南中高度:夏至約78度、冬至約31度)。
具体的には、東京の6月21日(土)の日の出の時刻は4時25分頃、日の入りは19時頃なので、昼の長さは約14時間35分になります。冬至と比べるとおよそ5時間も日照時間が長くなることに。
例年ですと、梅雨真っただ中のこの時期は曇りや雨の梅雨空となり、厚い雲が強い日差しを遮ってくれますが、今年は広い範囲で梅雨の晴れ間となるため強烈な日差し、紫外線、暑さに注意が必要です。
一年で最も夜が短い 睡眠の質が低下
(参考)
Full article: A longitudinal large-scale objective sleep data analysis revealed a seasonal sleep variation in the Japanese population
Seasonal changes in sleep duration and sleep problems: A prospective study in Japanese community residents | PLOS One
夏の夜 快眠ポイント3つ

夏の夜の睡眠を快適にするためのポイントは3つ。
① エアコンを適切に使う
寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。扇風機を併用して、冷気を部屋全体に循環させ、風が直接体に当たらないように工夫しましょう。
② 寝具や寝間着を選ぶ
麻素材など、吸湿性・放湿性に優れた寝具や寝間着がおすすめです。綿やウールは熱がこもりやすいため、夏場は避け、ゆったりとしたサイズの寝間着を選ぶと、通気性が良くなります。
③ 就寝前の習慣を見直す
カフェインやアルコールの摂取は避け、十分な水分補給を心がけましょう。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、深部体温を上げてから寝るのも効果的です。寝る前にスマートフォンやパソコンを見るのは控え、リラックスしましょう。
これからの時期は暑さで寝苦しい日が続き、睡眠の質が低下しやすい季節です。快適な睡眠のためには、室温や湿度を適切に調整し、寝具や寝間着にも工夫が必要です。また、睡眠不足は生活習慣病や熱中症のリスクを高めるため注意が必要です。