台風シーズン続く 海面水温は沖縄~西日本30℃以上 新たな台風のたまご続々発生か
台風13号はベトナム方面へ
新たに台風のたまごが続々と発生か
「低圧部」とは、低気圧性循環はみられるもののその中心付近がはっきりしない熱帯擾乱のことです。中心付近が認められると「熱帯低気圧」となり、中心付近の最大風速が17.2m/s以上となると「台風」となります。
台風まで発達するかまだ分かりませんが、台風は一年間に25個くらい発生し、平年値は9月は5.0個と、8月5.7個に次いで多くなっているため、日頃から備えを万全にしておきましょう。
沖縄~西日本で海面水温30℃以上
現在も沖縄~西日本の太平洋側にかけて、海面水温は30℃以上と高くなっています。
先日、台風12号は、8月21日午前9時に鹿児島県薩摩川内市の西の海上で発生し、8時間後の21日17時に鹿児島県日置市付近に上陸しました。
今年のように、日本近海の海面水温が高いと、熱帯低気圧で北上してきて陸地に近い所で台風に発達することがあるため、特に注意が必要となります。
また、例年9月に入ると強い勢力を保ったまま日本列島を襲来する台風が多くなります。気象庁は、特に大きな災害を伴った台風には洞爺丸台風や伊勢湾台風など名前をつけています。これまでに名前がついた台風は10個ありますが、内9個が9月に襲来しています。本格的な台風シーズン突入です。日頃からハザードマップの確認や、側溝の掃除など、備えは万全にしておきましょう。