北陸 19日(火)にかけて大気不安定 厳しい残暑で金沢は過去最も遅い熱帯夜か
2023年09月18日18:17
上空に寒気と下層の暖かく湿った空気で大気の状態不安定 警報級の大雨のおそれのある所も
北陸地方では、19日(火)にかけて大気の不安定な状態が続くため、雷雲が発達しやすくなります。落雷や突風、急な強い雨に注意して下さい。また、ひょうの降るおそれがありますので、収穫前の果実など農作物への対策を行って下さい。
日本海に停滞する秋雨前線に近い所では特に大気の状態が不安定で、前線に近い新潟の下越や佐渡、石川県の能登地方では、前線の動向等によっては予想以上に雨雲が発達し、警報級の大雨となるおそれもあります。低い土地の浸水や河川や用水路の増水、土砂災害に注意・警戒してください。
車の運転中に急に強い雨が降ってきた場合は、止めやすい安全な場所に移動して待機しましょう。安全な場所がないなど、やむを得ない場合は速度を落として慎重に運転しましょう。また、アンダーパスには進入しないようにしましょう。
20日(水)まで残暑続く 金沢は過去最も遅い熱帯夜か 一度涼しくなっても来週末以降残暑が復活する可能性
その他も熱帯夜または熱帯夜に迫る気温の高さで、この時期としては異例の寝苦しさとなるでしょう。この夏の記録的な暑さで身体に疲れがたまっている時期となっていますので、睡眠環境を整える意味でも暑さを感じた場合は無理をせず、夜間も冷房を使用しましょう。
21日(木)以降は一時的に暑さが収まる予想ですが、23日(土・祝)以降は、上空の太平洋高気圧が再び強まる予想が出ており、太平洋高気圧の勢力や風向きによっては予想より気温が上がり、再び真夏日となる所も出てくるでしょう。10月にかけても度々残暑がぶり返すことが予想されますので、最新の情報に十分に注意して下さい。