稲妻が空を切り裂く 関西で雨雲が急発達 局地的に猛烈な雨 冠水や停電も
雷を伴った猛烈な雨 雨雲は南から北へ
また、落雷の影響で停電も相次いでいます。気象レーダーで確認しながら、発達した雨雲や雷雲が接近する兆しがある場合、家電製品のコンセントを抜いておくなど、停電に備えてください。
屋外で雷に遭遇した場合は、木の近くから離れたり、姿勢を低くするなど、少しでも安全と思われる方法をとりましょう。
雷が近づいたら 家の中でやるべきこと
1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。
雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。