「長期滞在の寒波」10日も 日中も広く極寒 日本海側はさらに積雪増
2021年01月10日05:17
日本海側は引き続き大雪警戒
きょう10日も冬型の気圧配置が続き、強い寒気が居座るでしょう。午前5時現在も北陸地方では3時間に25センチ前後の雪の降っている所があります。
北海道は日本海側を中心に所々で雪が降り、ふぶく所もありそうです。東北の日本海側から山陰は広く雪が降るでしょう。特に北陸では断続的に強い雪が降り、短時間で降雪量の多くなる恐れがあります。太平洋側は大体晴れますが、東北や東海から四国では雪雲の流れ込む所があるでしょう。九州は朝晩は所々で雪が降りそうです。
あす11日の朝までは冬型の気圧配置が続き、日本海側は大雪による交通障害に警戒が必要です。雪崩や屋根からの落雪、電線の着雪による停電にも注意が必要です。暖をとるものや懐中電灯を備えておきましょう。
11日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、北陸地方で80センチ、東北地方で50センチ、東海地方、近畿地方で40センチ、中国地方で25センチです。また、12日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、北陸地方で10から20センチです。
あすの午後には日本海側の雪は次第に弱まるでしょう。
極寒列島
![極寒列島](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/1/11/111/11109/b/20210110051105/large.jpg)
夜間は厳しい冷え込みとなりますので、北海道や東北だけでなく、関東から九州も内陸部では水道の凍結に注意が必要です。