10日の天気 東北北部は経験のないような大雨続く 関東以西は晴れるが激しい雨も
東北北部を中心に災害級の大雨続く
きょう10日も東北北部では雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。東北北部では、これまでの大雨で土砂災害、洪水害の危険度が非常に高まっている所があります。土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。
北海道や東北南部、北陸も雲が多く、所々で雨が降るでしょう。雷を伴って雨脚の強まる所もありそうです。
関東から九州、沖縄は強い日差しが照り付けるでしょう。ただ、午後は所々で雨雲や雷雲が発達し、激しい雨の降る所がありそうです。天気の急な変化にご注意ください。
予想雨量
東北地方:150ミリ
北海道地方:100ミリ
北陸地方:50ミリ
その後、12日(金)6時までの24時間に予想される雨量は多い所で
東北地方、北海道地方:100から150ミリ
北陸地方:50から100ミリ
前線は向こう1週間程度、北日本に停滞する予想です。東北北部を中心に強弱を繰り返しながら雨が降り、さらに雨量が増える恐れがあります。大雨災害に厳重な警戒が必要です。
避難のタイミング
また、要援護者(子供や高齢者)は、早めの避難を心がけましょう。自治体から「高齢者等避難」が発令された場合は、すみやかに避難を開始してください。
上記以外の方も、自治体から「避難指示」が発令されたら、一刻も早く避難しましょう。また、「避難指示」が発令されていない場合でも、危険を感じたら、自らの判断で早めの避難をするようにしましょう。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。
浸水時の歩行可能な水位の目安は、ひざ下までです。ただし、水位が低くても水量があると水の勢いで動けなくなる危険性もあります。水が流れてきたら、無理に避難所への移動はせず、早急に、建物の上階などへの垂直避難をするようにしましょう。