16日(日) 九州~関東は平地も天気急変の恐れ 黄砂が再び飛来か 北海道は積雪も
2023年04月15日16:12
日曜日は大気の状態が非常に不安定
九州は晴れ間がでますが、所々で雨や雷雨になるでしょう。中国、四国から近畿は雲が広がりやすく、午後は所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。東海や関東も変わりやすい天気です。日差しは届きますが、午後は平地でも所々で雨や雷雨になるでしょう。北陸は朝晩を中心に雨が降りそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。
再び黄砂に注意
北海道は17日(月)にかけて積雪の所も
北海道では、あす16日(日)ははじめ雨の所が多いですが、日本海側北部やオホーツク海側、太平洋側東部では雪が降るでしょう。17日(月)にかけて平地でも積雪となる所がありそうです。車の運転は路面状況の変化にご注意ください。北部を中心に風も強まる予想で、暴風に警戒が必要です。
黄砂が体に与える影響
① 黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。黄砂の濃度が高い日ほど、それらの症状が発症する方が多くなる傾向にあります。
② 黄砂の飛来と、呼吸器疾患についての関連が報告されています。黄砂が飛来すると気道や目、皮膚症状の悪化が見られる場合があります。喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。呼吸器疾患のない人でも黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
③ 黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。