北陸 8日の午前中にかけて大雪の恐れ 被災地も積雪に 厳しい寒さ 低体温症に注意
2024年01月07日14:53
冬型の気圧配置 強い寒気が流入
寒気のピークは、7日(日)夜から8日(月:成人の日)朝にかけてで、北陸の上空約5300メートルにマイナス35℃以下の強い寒気が流れ込む予想です。
また、上空約1500メートルには地上に雪を降らせる目安のマイナス6℃以下の寒気が広く流れ込み、新潟県や能登半島の一部にはさらに強いマイナス12℃以下の寒気が流れ込むでしょう。
大雪の恐れ
このあと、平地でも広く雪が降り、7日(日)夜から8日(月:成人の日)午前中にかけて山沿いや山地を中心に大雪となるでしょう。平地でも積雪となり、大雪となる所がある見込みです。
日本気象協会の予測によりますと、8日(月:成人の日)12時までの24時間降雪量は、新潟県の山沿いなど多い所で100センチ前後となるでしょう。石川県の山沿いでも多い所では80センチ前後の降雪が予想されています。能登地方などの平地でも30センチ前後の雪が降るでしょう。
石川県を中心に地震の影響で道路が寸断されている所がありますが、大雪によりさらに路面状況が悪化する恐れがあります。道路が大きく陥没した所では、路面の安全確認が難しくなりそうです。不要不急の車の使用は慎重な判断をなさって下さい。被災地支援や復旧作業にあたる方など、車の立ち往生に注意が必要です。
8日(月:成人の日)の午後は次第に雪はやむでしょう。
真冬の厳しい寒さ
8日(月:成人の日)の日中も空気が冷たく、日中の最高気温は3℃前後となるでしょう。
低体温症に注意
できる限り、重ね着などで暖かい服装を心がけてください。上着の中に新聞紙やラップ、アルミホイルなどを詰めるのも低体温症を防ぐ対策となります。空のペットボトルとお湯が使用できる環境であれば、即席の湯たんぽにする、身体を寄せ合う等、できる限りのことをして、低体温症を予防するようにして下さい。