10日(日) 関東~九州は雨 関東は初冬の寒さ 奄美や沖縄は非常に激しい雨の恐れ
2024年11月09日17:57
奄美や沖縄 非常に激しい雨の恐れ
断続的に雨が降り、雷を伴って非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)の降る所がありそうです。これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高い状況が続く見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。危険な場所には近づかないでください。
九州から関東も次第に雨
九州は昼頃から雨が降り、南部では夜は雷を伴って激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)の降る所がありそうです。四国も夕方以降は雨雲がかかるでしょう。中国地方や近畿も夜は所々で雨具が必要になりそうです。
東海も夕方以降は雨が降りだすでしょう。関東は千葉県や神奈川県など沿岸部で昼頃から雨、夜は内陸部も含め広い範囲で雨が降りそうです。お出かけの際は雨具をお持ちください。
北陸から北海道は日中は大体晴れますが、夜は雨の降る所があるでしょう。
関東は初冬の寒さ
一方、関東は日中もあまり気温は上がりません。東京都心は14℃と12月上旬並みとなりそうです。日差しがほとんど届かず、冷たい北風が吹いて、初冬の寒さとなるでしょう。厚手の上着が必要になりそうです。
東海から九州は9日(土)と同じか低く20℃くらいの所が多くなる見込みです。ただ、日差しは少なく、9日(土)よりヒンヤリと感じられるでしょう。
日々の気温差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。
非常に激しい雨とは
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。