今季最強寒波のピークで新潟市などで記録的な大雪 9日にかけてもドカ雪の恐れ
今季最強寒波 新潟県で記録的な大雪
12時間降雪量の最大値は新潟市で50センチ(午前2時00分時まで)、新潟県佐渡市相川で38センチ(午前1時00分まで)と観測史上1位の値となり、記録的な大雪となりました。金沢市でも24センチ(午前2時00分まで)の雪が降りました。
正午の積雪は、新潟県魚沼市の守門では323センチ、山形県西川町大井沢では311センチ、 福島県只見町では280センチと平年の約1.5倍となっています。岐阜県白川村で272センチと平年の約2倍。新潟市では49センチ、金沢市で37センチと平年の5倍以上となっています。
9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く さらに積雪増
9日(日)にかけても日本海側は雪が強く、さらに積雪が増えるでしょう。10日(月)はピークは越えますが、雪が続く見込みです。北陸の山沿いを中心に48時間降雪量が70センチ以上となるでしょう。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。太平洋側では大雪の恐れはなくなりつつありますが、引き続き積雪や路面の凍結にご注意ください。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。