10日にかけてメイストーム 沖縄~関東で警報級の大雨の恐れ 雨のあと黄砂に注意
今日9日 九州に活発な雷雲 長崎県で非常に激しい雨を観測
17時現在、九州から東海にかけて広く雨雲がかかり、特に九州には活発な雷雲がかかっています。長崎県五島市では1時間に62.0ミリと非常に激しい雨が降り、5月の1位の値を更新しました。(統計開始年は1962年)
また、風も強まっています。最大瞬間風速は大分県豊後高田市で28.0m/s、山口県長門市油谷で25.9m/sと5月の1位の値を更新しました。(統計開始年は豊後高田市で2008年、長門市油谷で2009年)
10日(土)にかけて警報級の大雨の恐れ 暴風にも警戒
荒天いつまで?
10日(土)18時までに予想される24時間雨量は多い所で、九州南部・四国・近畿・東海で150ミリ、関東甲信で120ミリ、沖縄・九州北部で100ミリです。大雨災害に注意・警戒が必要です。
雨のあとは黄砂にも注意
10日(土)の朝から夜にかけて、九州から東海に黄砂が飛来するでしょう。11日(日)は九州から東海に加え、関東にも黄砂が飛来する予想です。
黄砂とは、中国大陸奥地のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などで舞い上がった砂ぼこりが、飛んでくる現象です。黄砂が飛来すると、自動車や洗濯物などに黄砂が付着し、汚れることがあります。洗濯物は部屋干しが安心です。車に黄砂が付着してしまった場合は、タオルやぞうきんで拭くと細かなキズをつけてしまうことがあります。高圧洗浄などの水洗いが効果的とされています。アレルギー症状が悪化する恐れもありますので、マスクなどで対策をすると安心です。