2026年夏は7月中旬から35℃以上の猛暑日が急増 8月も暑く猛暑日さらに増加へ
今年(2026年)の夏は7月中旬以降、一気に暑さが厳しくなり、猛暑日(最高気温35℃以上)地点数がハイペースで増加しています。また、酷暑日(最高気温40℃以上)地点数は過去最多となり、記録的な暑さとなっています。この先1か月も西日本を中心に気温は平年より高い予想で、猛暑日地点数はさらに増加するでしょう。強い日差しやフェーン現象など条件が重なった場合は酷暑日となる可能性もあります。熱中症に厳重な警戒が必要です。
猛暑日(最高気温35℃以上)地点数は7月中旬から急増
「猛暑日の年別地点数」のグラフは年ごとの猛暑日(最高気温35℃以上)地点数(のべ地点数)です。昨年(2025年)が最多で10411地点、次いで、一昨年(2024年)が10273地点でした。今年は昨日5日までで4881地点となっています。
ただ、「猛暑日の積算地点」のグラフ(猛暑日の積算地点数)をみますと、今年(赤色)は7月中旬以降、ハイペースで猛暑日地点数が増加していることが分かります。今年は、7月上旬までは比較的涼しい日が多くなりましたが、7月中旬以降は一気に厳しい暑さとなっています。
酷暑日(最高気温40℃以上)地点数は過去最多に
7月中旬からの猛暑日の急増に加えて、酷暑日(最高気温40℃以上)が続出したのも今年の夏の特徴です。酷暑日地点数(のべ地点数)は34地点と2025年を抜いて、過去最多となりました。
顕著な高温の要因
気象庁は、この顕著な高温の要因として上空の偏西風がユーラシア大陸から日本周辺にかけて平年より北側を流れ、西日本付近では上層のチベット高気圧が強まって背の高い高気圧に覆われたこと、太平洋高気圧縁辺から暖かい空気が流れ込んだこと、地球温暖化等の寄与が考えられるとしています。加えて、台風などで生じた上昇気流が、西日本付近で下降気流となったことも理由の一つとして考えられています。
この先1か月も高温傾向 猛暑日地点はさらに増加へ
今日6日発表の1か月予報によりますと、1週目(8月8日~14日)は西日本で平年より高く、東日本では平年並みか低いでしょう。北日本は平年並みの見込みです。2週目(8月15日~8月21日)と3~4週目(8月22日~9月4日)は西日本から北日本で平年より高くなるでしょう。この先も西日本を中心に猛暑日はまだまだ増加し、強い日差しやフェーン現象など条件が重なった場合は酷暑日となる可能性もあります。熱中症に厳重な警戒が必要です。
北日本:北海道・東北
東日本:関東甲信・東海・北陸
西日本:近畿~九州
沖縄・奄美