明日20日は日本海側や沖縄で大雨や雷雨 太平洋側も急な雨に注意
日本海側と沖縄は大雨や雷雨に注意
2つの前線を伴った低気圧が、今夜から明日20日(日)にかけて、日本列島を通過する見込みです。1つが日本海から北日本を通過する低気圧や前線で、北海道や本州の日本海側の広い範囲で雨や雷雨になるでしょう。この低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込み、雨雲や雷雲が発達するため、局地的に雷を伴い雨脚が強まることもありそうです。太平洋側も大気の状態が不安定になり、関東などでも、にわか雨や雷雨がある見込みです。
沖縄は大雨に注意
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。