中国地方 きょう(11日)からあす(12日)にかけて冬めいた天気 週末は小春日和
2021年11月11日10:39
きょうとあすは上空に次々と寒気が流れ込むため雲が広がりやすく、山陰と山陽北部はしぐれるでしょう。山陽南部は晴れ間があっても、急な雨にご注意ください。
しかし、13日から14日にかけての週末は青空が広がり、穏やかな陽気に恵まれる見込みです。
寒気は西から流入 気温の分布は「東高西低」に
このため、シベリアからの寒気は黄海や東シナ海を経由して西日本に流れ込んでいるため、東日本よりも西日本の方で気温が低く、気温の分布は「東高西低」の状態が続いています。
きょうとあすは冬めいた天気
しかも、海水の温度は平年よりも高く、上空にはこの時季としては強い寒気が流れ込んでいるため、雨雲が発達しやすく、大気の不安定な状態が続いています。
このため、山陰と山陽の北部は断続的に冷たい雨が降るでしょう。また、瀬戸内の周辺にも雨雲が流れ込むため、山陽の南部でもにわか雨の所がある見込みです。
局地的には、雷を伴って雨脚の強まるおそれがあるため、空模様の変化にご注意ください。
週末は一転して穏やかな晴天に
朝は地上の熱が奪われる放射冷却現象が強まり、各地で冷え込むでしょう。一方、日中は日差しに恵まれ、ほっと一息つけそうです。
朝晩と日中との気温の差が大きくなるため、お出かけの際には脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。