超大型の台風10号 広範囲で荒天の恐れ 警戒期間は
2019年08月12日18:41
14日から15日頃 強い勢力で西日本に接近・上陸のおそれ
西日本に限らず 東・北日本にも影響拡大 長い時間荒天に
上陸の可能性が高い西日本は、大雨や暴風に長い時間警戒が必要になりそうです。東日本や北日本も風が強まるおそれがあり、台風から遠くても気を抜けません。周辺の湿った空気の影響で、同じような所で断続的に雨雲が発達し、大雨となることも考えられます。広い範囲で荒れた天気が続き、Uターンに大きな影響が出そうです。目的地までの気象情報、交通情報を十分確認のうえ、移動の計画には幅を持たせると良さそうです。
各地の警戒・注意が必要な期間
●東日本(東海・関東甲信・北陸):あす13日(火)は、台風周辺の湿った空気が次第に流れ込みます。東海では、夜は三重県を中心に非常に激しい雨の降る所がありそうです。台風の影響が広がるのは15日(木)から16日(金)です。沿岸部を中心に風が強まるでしょう。波はいまよりもさらに高まり、大シケとなる所もありそうです。海岸付近の道路には、越波の影響が出ることも考えられます。また、あちらこちらで雨雲が発達します。特に東海では、同じような所で長い時間雨が続き、災害につながるような大雨となる恐れもあります。
●北日本(東北・北海道):16日(金)から17日(土)にかけて、沿岸部を中心に風が強まり、波が高くなるでしょう。また、台風に向かうように流れ込む湿った空気の影響で、局地的に雨が強まりそうです。台風が、予報円の最も東を進んだ場合には、台風周辺の発達した雨雲が、日本海側の地域にかかる可能性もあります。
※なお、現時点では、まだ台風の進路や、進む速度の予想に幅があります。各地方の詳細な雨風のピークを予想するのは難しい状況です。今後も、情報を更新していきますので、ご確認ください。