今日30日 雨雲が九州から北海道へ 夕方以降は日本海側を中心に広範囲で雨脚強まる
2024年06月30日08:11
雨のエリアが西から次第に拡大 激しい雨や雷雨も
九州と中国、四国、近畿、東海、北陸は、すでに早朝から多くの所で雨となっており、雨が降ったりやんだりの一日に。特に、夕方以降は日本海側を中心に各地で雨脚が強まり、道路が冠水するほど激しく降る恐れもあります。大気の状態が不安定で、落雷や突風にも注意が必要です。
関東甲信も雲に覆われ、午前よりも午後の方が雨の所が増えるでしょう。内陸の一部では雷雨になりそうです。
東北と北海道は、午前中は日差しが届くでしょう。天気は下り坂で、昼過ぎから次第に雨となりそうです。日本海側ほど降り方が強まり、局地的に激しい雨となるでしょう。活発な雨雲がかかり続けて、ひと晩で、この時期のひと月分に匹敵するような大雨が一気に降る所もありそうです。
なお、広い範囲での大雨のピークは、明日7月1日(月)の午前中までとなるでしょう。ただ、九州から東海、北陸では2日(火)にかけても断続的に雨が強まります。
土砂崩れや川の氾濫など、災害の危険度が高まってくる所もありそうですので、最新の気象情報や避難に関する情報を十分に確認しつつ、慎重な行動を心がけてください。
また、交通機関の乱れにも注意が必要です。
蒸し暑さが続く
最高気温は、九州から近畿にかけて、昨日(29日)とほとんど変わらず、28℃から30℃くらいでしょう。名古屋をはじめ、東海は昨日より低い予想ですが、それでも広く25℃を超えます。関東や北陸、東北は28℃前後でしょう。北海道は南西部や北部を中心に30℃くらいの所が多く、昨日、今年初の真夏日となった札幌は、今日も30℃まで上がる見込みです。
夏空の沖縄は33℃前後で、厳しい暑さが続くでしょう。
各地とも、熱中症対策が欠かせません。適切にエアコンや扇風機を活用するなど、無理のないようにお過ごしください。