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【キャンプ活躍レシピ】意外と知らない!?とうもろこしを美味しく食べるコツ★キャンプ・BBQ(バーベキュー)向け!

これから旬を迎えるとうもろこし(スイートコーン)。6〜9月中旬の初夏〜初春にかけて出回る、夏の野菜です。今回は、とうもろこしの選び方のポイントや、BBQ(バーベキュー)での美味しい焼き方、ご家庭での調理のポイント、おすすめレシピをご紹介します!

美味しいとうもろこしの選び方

画像: 美味しいとうもろこしの選び方

とうもろこしはいくつかの種類がありますが、私たちが普段、茹でたり焼いたりして食べているのは「甘味種(スイートコーン)」と呼ばれている種類のとうもろこしです。この記事では、甘味種(スイートコーン)の美味しい食べ方について、ご紹介します。

まず、とうもろこしをお店で選ぶ時のポイントから。チェックすべきポイントは3つあります。

1、皮が鮮やかな緑色で、パリッと張りがある

スーパーや八百屋さんなどで皮付きのとうもろこしが並んでいる時は、まずは皮をチェック。新鮮なとうもろこしは、皮が鮮やかな緑色をしています。また、皮がしおれているものではなく、パリッと張りがあるものを選びましょう。

2、ひげが茶色く、量が多い

ひげが茶色く、黒っぽくなっているものが、しっかり熟している証拠です。ひげは、とうもろこしの粒ひとつずつに付いているので、ひげの量が多いものは粒が多く実っているという意味でもあります。

3、粒がびっしり詰まっていて、ふっくらしている

スーパーなどではとうもろこしの皮が剥かれた状態で売られている場合も多いですが、その際には粒が隙間なくびっしりと並んでいるものを選びましょう。また、とうもろこしの粒がひとつひとつふっくらと張りがあるのもポイントです。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

とうもろこしは鮮度が落ちやすい野菜で、常温で丸一日おくと多くの糖分がでんぷんに変化し、美味しさが半減すると言われています。

もし、お店に皮付きのとうもろこしと、皮が剥いてあるとうもろこしの両方が売られている場合は、皮付きのほうがおすすめです。皮やひげが付いたもののほうが、鮮度を見極めやすく、調理の際にも美味しくできますよ。

BBQ(バーベキュー)で美味しい焼きとうもろこしを作るコツ

画像: BBQ(バーベキュー)で美味しい焼きとうもろこしを作るコツ

BBQ(バーベキュー)の定番野菜といえば、とうもろこし。直火でただ焼くだけなのに、焼きすぎて固くなってしまったり、逆に生焼けの部分があったりと、意外と調理が難しいと感じたこと、あるのではないでしょうか?

BBQ(バーベキュー)で失敗しない、美味しい焼きとうもろこしを作るポイントは、「皮がついたままグリルすること」。なので、BBQ(バーベキュー)の際は、ぜひ皮付きのとうもろこしを仕入れるのがおすすめです。

失敗しない焼きとうもろこしの手順

1、とうもろこしを、皮を剥かずにそのままグリルに置く

画像1: 失敗しない焼きとうもろこしの手順

皮がたっぷり付いたまま、グリルにオン。火が皮やひげに付いて燃えないように注意してくださいね。

2、時々とうもろこしを回しながら、皮が真っ黒になるまで焼く

これ大丈夫?と思うぐらい皮が真っ黒になるまで焼きます。全体がムラなく焼けるよう、時々ひっくり返すのをお忘れなく。

3、とうもろこしの皮を半分むいて、バターやしょうゆをかけて、さらに焼く

画像2: 失敗しない焼きとうもろこしの手順

そのまま皮をむいて食べてもめちゃくちゃ美味しいのですが、バターしょうゆ味にしたい人は、ここでとうもろこしの上半分だけ皮をむいて、そこにバターとしょうゆをかけます。熱いので、軍手などをして剥いてくださいね。

バターとしょうゆが全体に行き渡るようにまわして、こんがりといい香りが立ってきたら、食べごろです。お好みで軽く焼き目をつけてもグッド。

皮付きのまま焼くことで、とうもろこしの粒が中までしっかり蒸し焼きになるので、ぷりっとした食感と甘みを感じる、絶品の焼きとうもろこしができますよ!

おうちでの調理のコツ:電子レンジがベスト!

ご家庭でとうもろこしを調理する場合、茹でたり蒸したり、さまざまな方法がありますが……私のおすすめは、電子レンジ一択! 加熱しすぎることなく、とうもろこしの持ち味を最大限に引き出すことができます。

電子レンジでとうもろこしを調理するコツ

1、表面についた硬い皮をむく

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

写真上のとうもろこしは、皮がすべて付いている状態のもの。まずは、写真下ぐらいまで皮を剥きます。下に芯が長く飛び出ている場合は、芯も折ってください。

2、1本ずつ、電子レンジで2分加熱する

ラップをする必要はありません。1本ずつ加熱するのが最大のポイントです。複数本を同時に入れてしまうと、加熱にムラができてしまうので、必ず1本ずつ行ってくださいね。

3、とうもろこしをひっくり返し、さらに2分加熱する

加熱ムラができないよう、ひっくり返してさらに2分加熱します。加熱時間は計4分としていますが、お使いの電子レンジによって誤差があるので、様子を見て時間を調整してください。

4、とうもろこしのお尻を少し切り落とす

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

レンジから取り出したら、とうもろこしのお尻の部分(硬い芯が出ている側)を1.5センチほど切り落とします。こうすることで、皮とひげが取りやすくなります。

5、ひげと皮がつるんと剥ける!

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

とうもろこしの穂先に向かって皮をすべらせると、魔法のようにつるんと剥けるんです。取るのが面倒なひげも、皮と一緒に取れるので、とっても簡単に剥けますよ!

新鮮なとうもろこしは糖度が高く、そのままかぶりついても最高の美味しさ。お好みで塩やスパイス、バターやしょうゆをふって楽しんでくださいね。

キャンプでもできる!鍋で作る絶品とうもろこしご飯

新鮮なとうもろこしが手に入る時期だけのお楽しみ、とうもろこしご飯。炊飯器でも簡単に作ることができますが、お鍋で作るとおこげが最高なんですよね〜。

今回は、土鍋でとうもろこしご飯を作ってみました。同じ手順でダッチオーブンルクルーゼなどの無水鍋でもできるので、キャンプやBBQ(バーベキュー)で作るのもおすすめです。

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

<材料>
米 3合
とうもろこし 1.5本
酒 大さじ1
塩 ひとつまみ

米1合につき、とうもろこし1/2本の割合です。

<作り方>

1、米を研ぎ、通常ごはんを炊く時と同じ水加減で20分ほど浸水させる

しっかり浸水の時間を取ったほうが、美味しく炊きあがります。

2、とうもろこしの実をそぐ

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

とうもろこしを半分に切り、まな板に立てた状態で粒をそいでいきます。芯まで削いでしまうと口当たりが悪くなるので、芯から少し離れたところに包丁を入れるのがポイントです。もったいないと思ってしまいますが(笑)、芯も調理に使うのでご心配なく!

3、土鍋に米と水を入れ、塩、とうもろこしを入れる

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

まずは米と水を鍋に入れ、塩ひとつまみを入れてかきまぜます。その上に乗せるようにしてとうもろこしの粒を入れます。この時、一ヶ所だけに偏らないよう、まんべんなく乗せてください。最後に、とうもろこしの芯を乗せます。

4、強めの中火で加熱、沸騰したら弱火にして10〜15分

鍋にふたをして火にかけます。はじめは強めの中火で、中がぶくぶく沸騰してきたら弱火にして10〜15分ほど加熱します。

5、火を止めて、さらに10〜15分ほど蒸らす

ふたは取らずに、火を止めてそのまま10〜15分放置。

6、芯を取り出し、酒をまわしかけて、できあがり!

しっかり蒸らしたら、ふたを開け、とうもろこしの芯を取り出します。酒大さじ1をさっとまわしかけ、鍋の下から米ととうもろこしが均等に混ざるよう、ふんわりと混ぜます。酒は匂い消しと風味付けのために使用しますが、敏感な方やお子さん向けの食事では使わなくてもOKです。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

とうもろこしの芯を入れることで、芯から出汁が出て、なんとも言えない旨味と甘みのあるとうもろこしご飯ができます。ふたを開けた時の甘い香りに感動してしまうはず!

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

アツアツをお茶碗によそって食べれば、おかずがいらないほどの絶品ですが、お好みでかつおぶしをかけると最高に美味しいですよ!

ハピキャン ~タカラモノを探しにいこう~

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