
愛知県東郷町の40代の男性が「はしか」に感染していたことがわかりました。感染経路はわかっていません。
名古屋市によりますと東郷町に住む40代の男性は2025年5月21日、発熱があり、日進市の病院を受診しました。
男性は21日と22日に同じ病院を受診し、23日になって天白区の病院を受診したところ、発疹や咳、結膜の充血などの症状が確認され、名古屋市衛生研究所の遺伝子検査で26日、陽性と判明しました。
男性に海外渡航歴はなく、感染経路はわかっていません。
男性は21日と22日の午前9時ごろから正午ごろにかけて、日進市内の病院を訪れていて、23日の午後2時ごろから午後5時ごろにかけて天白区内の病院を訪れていたということですが、施設名についてはいずれも同意が得られなかったとして公表されていません。
2025年に入って5月20日時点で全国では116人がはしかに感染していて、このうち愛知県では11人となりました。
はしかについて市は、感染力が強く、手洗いやマスクのみで予防はできないため、予防接種が最も有効としていて、海外渡航を計画している場合や、ワクチンを2回接種していない場合などでは予防接種の検討を勧めています。