
ようやく秋の気配が漂ってきた山陰地方。
10月2日朝は、多くの地点で今シーズン最も低い気温を更新しました。
ただ、日中は最高気温が25℃を超える夏日が続いていて、朝晩の気温差が大きくなっています。
市民:
朝寝起きはやっぱり結構寒くなった感じがしますね。
市民:
虫の声とかトンボが飛んでたりとかで自然で感じますね。やっぱり秋だな。
2日朝の松江市は、最低気温が17.4℃と秋を感じる気温になりました。
山陰各地では鳥取15.1℃、山間部の日南町で10.5℃など今シーズン最も低い最低気温となりました。
市民:
寝るときはさすがに(クーラー)消しました。寝るときはちょっと暑いなと思ったら扇風機程度で、今までは夏はずっと夜中までつけてましたけど。
ただ、日中の最高気温は、松江で26.5℃、鳥取で27.3℃など10月に入っても夏日に…。
朝晩との差は10℃前後もあり、大きな寒暖差で対応に一苦労です。
市民:
上に一枚、朝夕とかは着たりしますね、脱ぎ着できるような。
市民:
ここから徒歩で通勤するが、歩いてると暑い。まだ暑さを感じますね。
こうした中、鳥取県岩美町では、今の季節を彩るはずの「コスモス」がまだ五分咲きほどで、長引いた残暑のため開花が1週間遅れています。
2025年の見ごろは10月中旬にまでずれ込む見込みだということで、川沿いに1キロ程続き“コスモスロード”の名で親しまれている秋の花園も今はまださみしそうです。
山陰地方は、まだしばらくは気温が平年よりかなり高くなる予想で、秋の戸惑いが続きそうです。