
愛媛県今治市で24日未明、来島海峡の2つの離島にそれぞれ貨物船が座礁しました。今治海上保安部が乗組員から状況を聴くなどして原因を調べています。当時は濃霧が発生し視界が悪かったいうことです。
このうち今治市沖の馬島では、大阪府大阪市の海運会社の貨物船「紅龍」が座礁し、24日午前1時25分過ぎ、「乗り揚げたようだ」と来島海峡海上交通センターに通報がありました。
今治海上保安部によりますと「紅龍」は全長71.6メートルで、船首部分が乗り揚がっていました。タグボートでひかれ午前8時40分過ぎに離礁したということです。
乗組員4人にケガはなく、油の流出や浸水はありませんでした。
「紅龍」は金属の「マンガン」約1400トンを積み、徳島県から福岡県に向かう途中。離礁したあとは今治港沖に停泊し、海上保安部が乗組員から当時の状況など事情を聴いています。
また同じ今治市沖で馬島から約2キロ離れた小島では、この1時間後には広島県広島市の海運会社の貨物船「東広丸」が乗り揚げました。
乗組員6人にケガはなく油の流出や浸水はありませんでした。
午前3時25分に自力で離礁していて、乗組員から状況を聴くなどして原因を調べています。
当時は濃霧で視界が悪かったということです。
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