
小塚恵理子気象予報士
【 22日の最低最高気温 】
午前は県内広く雨が降りましたが、午後になって空が明るくなってきました。こちらはJR静岡駅付近の映像です。現在もどんよりとした雲が広がっています。22日の静岡市の最低気温は15.6℃、最高気温は21.8℃でした。午前中に雨が降る間も17~18℃程度あり、雨のわりに寒さを感じなかったのではないでしょうか?
【 23日のポイント 】
「東ほどすっきしない空になりそう」です。
【 23日のメッシュ天気図 】
天気の分布で見てみると、西部は晴れ間が出ますが、中部から東は雲が多くなりそうです。西からの風と東からの風がぶつかって雲が発生しそうで、その雲が東に広がるためです。夕方にかけてにわか雨となるところもありそうです。
【 23日の気温 】
晴れ間が出る西部方面が高くて、浜松・佐久間・天竜は25℃の夏日の予想です。急な暑さに注意が必要かもしれません。その他はそこまで上がらない予想となっています。西部以外の地域は20℃ちょっと。長袖1枚で過ごしやすい体感となりそうです。
【 週間予報 】
いよいよGWが近づいてきました。金曜は薄曇り。土曜の方が晴れて、日曜はスッキリ晴れそうです。月曜から火曜にかけて、雨雲が近く通るため、その雨雲が通る場所が海か陸地かで、天気まだ変わる可能性がありそうです。GW前半は暑さはなく、快適な陽気となりそうです。
【 熱中症警戒アラート 】
今年もすでに夏日の日が出ていますが、22日から熱中症警戒アラートの運用が始まりました。アラートが発表されたら、熱中症に特に注意が必要となります。2021年から始まりましたが、発表回数は2024年が大幅に多くなりました。2024年は過去もっとも暑い夏で、35℃以上の猛暑日は過去最多となりました。6月に3日連続で猛暑日となったり、7月7日に40℃を記録するなど、観測史上初のこともあった1年でした。
【 3カ月予報 】
2025年も早い時期から暑くなりそうです。21日に発表された3か月予報を見ると、5月は平年並か暑い。6~7月は平年より高い予想です。GWから夏日の日が多くなりそうですし、梅雨入り前から蒸し暑くなる可能性があります。7月は35℃を超える日も出てきそうです。熱中症対策は前倒ししてGWから始める必要がありそう。汗をかける体つくりをしておいたほうがよさそうです。