
9月は防災月間です。倉敷市で26日、南海トラフ巨大地震を想定した市民参加型の対応訓練が行われました。
倉敷市役所では、午前9時、訓練用の放送が流れると職員が机の下に入り、身の安全を確保していました。また、多くの負傷者が出たという想定で負傷者をストレッチャーに乗せて階段を降り救護所に搬送したり、市民を安全な場所に誘導する訓練などが行われました。
(倉敷市 伊東香織市長)
「まずは市民の皆さんに地震が起きた時にどういう行動をとってもらうか、自分の所には津波がこのくらいの時間で来るから、高い所に逃げないといけないなど、そういう確認をしてもらいながら備えてもらう」
倉敷市は、災害対応を自分事として考えてもらうため、2024年から市民参加型の一斉訓練を実施していて、2025年は市内の1169団体、約11万2600人が訓練に参加しました。