平成30年北海道胆振東部地震~今後の注意点と被災地域情報~
2018年09月06日
各地で土砂崩れや家屋の倒壊、液状化現状などにより、大きな被害が発生しています。また、今も活発な地震活動が続いており、引き続き警戒が必要です。
被災地の皆さんは、どうぞ、落ち着いて行動してください。
これまでの状況と今後の注意点をまとめました。
地震活動関連情報~1週間程度は最大震度7程度の地震に警戒~
北海道厚真町(あつまちょう)で震度7、北海道安平町(あびらちょう)で震度6強、北海道千歳市で震度6弱を観測したほか、北海道から中部地方の一部にかけて震度5強~1を観測しました。
胆振地方東部を中心に顕著な被害が発生したことから、気象庁は、今回の地震について、その名称を「平成30年北海道胆振東部地震」と定めました。
>>「平成30年北海道胆振東部地震」と命名(9月6日19:37)
活発な地震活動は今も続いており、引き続き警戒が必要です。
さらに気象庁によりますと、地震発生から1週間程度は、最大震度7程度の地震が発生する可能性があります。
揺れの強かった地域では、今は無事でも、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高くなっている恐れがあります。その後の地震活動によって二次災害が発生する可能性がありますので、危険な場所からは離れるようにしてください。
また、再び大きな揺れが発生する可能性もありますので、安全な場所に避難し、ご自身の身の安全を守る行動をなさってください。
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気象関連情報~雨が予想される際の二次災害に警戒を~
今回の地震で揺れの大きかった地域では、地盤が緩んでいるため、雨が予想される際は土砂災害などの二次災害に十分注意して下さい。
また、家の片付けや周囲の状況など気になることがある方のいらっしゃると思いますが、山や崖の近く、地盤の緩んだ地域にお住まいの方は、避難所等安全な場所への移動をお願いいたします。
今後の天気の見通しは、随時、気象予報士が日直予報士で解説していますので、こちらで最新の情報をご確認ください。
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※2018年9月6日 気象庁が対象の地震を「平成 30 年北海道胆振東部地震」と定めたため、タイトルおよび本文の一部の地震名称を変更しました。