アメダスの仕組み
観測している気象要素
種類 | 単位 |
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降水量 | 0.5mm単位で表しています。雪やあられなどは、溶かして水にしてから観測します。 |
気温 | 0.1℃単位で表しています。 |
風向 | 北東の風とは北東から吹いてくる風をいいます。風向は、真北を基準に時計方向に16に分割し、16方位で表します。観測前10分間の平均値です。 |
風速 | 最小単位は、1m/s、一部のアメダス観測所では0.1m/sです。観測前10分間の平均値です。瞬間風向・風速はある時刻における風向・風速の値で、3秒間平均した値です。風の弱いとき(0.1m/s単位で観測する場合、0.2m/s以下のとき)は静穏といいます。 |
日照時間 | 太陽が照らした時間を6分(0.1時間)単位で表します。なお、気象官署・特別地域気象観測所を除く地域気象観測所では、令和3年から、日照時間の面的データを推計した「推計気象分布(日照時間)」から得る推計値を提供しています。 |
積雪の深さ | 積もっている雪の地面からの高さを1cm単位で表します。 |
湿度 | 空気の相対湿度を1%単位で表します。 |
アメダス観測測器
温度計
風向・風速計

一般に草地などの滑らかな地表面では地表面近くまで平均的に強い風が吹きやすく、凸凹の激しい場所は平均的な風は弱くなるが、突風は吹きやすくなります。つまり突風率が大きくなります。
転倒ます型雨量計

超音波積雪計
この距離を送受波器の地面からの高さから差し引いた距離が積雪の深さです。アメダスの観測所では超音波式積雪計や光電式積雪計を使っています。

光電式積雪計
日照計
