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【大雨関連情報】この先も雨の予想 急な雷雨にも注意

お盆期間中の九州から関東甲信では、活発な前線の影響で梅雨末期のような災害級の大雨となりました。西日本を中心に、土砂災害や河川の浸水・氾濫など、被害の発生した地域もあります。
この先も雨が予想されている所もあり、土砂災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。これまでの雨によって地盤が緩んでいる可能性もあり、少しの雨でも災害が発生する恐れもありますので、引き続き新たな災害に注意を続けてください。
今後も最新の気象情報や、自治体から発令される避難指示などの情報に留意し、災害のリスクが高い地域にお住まいの方は速やかな防災行動につなげましょう。

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気象予報士による大雨に関する解説

警戒レベルと避難のタイミング

■緊急安全確保(警戒レベル5)
すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い状況のため、すぐに命を守るための最善の行動をとってください。無理に外出せず、命の危険から身の安全を可能な限り確保するため、今いる場所の、より安全である避難所へ直ちに移動してください。(水害・土砂災害の場合:建物の斜面とは反対側の2階以上の部屋へ移動しましょう。)
■避難指示(警戒レベル4)
一刻も早く避難が必要です。危険な場所から全員避難するようにしてください。地下空間にいる場合は、速やかに安全な場所へ避難してください。
■高齢者等避難開始(警戒レベル3)
避難に時間を要する方(高齢者や障害のある方)やその家族は、危険な場所から避難の開始が必要です。そうでない方も、避難が必要と判断する場合は、避難を開始しましょう。

土砂災害時の避難行動

お住まいの地域で土砂災害が発生する恐れがある場合、災害発生前に避難所、親戚知人宅、宿泊施設、公共施設へ避難することが大切です。土砂災害は、発生するととてつもないスピードで襲ってくるため、災害が起きてから避難しても間に合いません。土砂災害危険地域にお住まいの方は、避難情報や気象警報をもとに、早めに土砂災害の危険がある場所の外に避難するのがよいでしょう。ただし、あわてて避難することは逆に危険な場合もあります。身の危険を感じるような雨の降り方だったり、道路が冠水している場合など、どうしても屋外に避難することが難しい場合は、斜面とは反対側の2階に移動してください。
また、雨が止んでもしばらくの間は、地面が雨水を含んでいるため、危険な状態は続きます。「雨がやんだから」といって安心せず、引き続き気象情報を確認するようにしましょう。

水害時の避難行動

河川の氾らんや家屋の浸水といった水害がすでに発生している所もありますが、雨が降り続いて不安に思っても、川や用水路の様子を決して見に行かないでください。河川の状況はインターネットのライブカメラなどでも確認することが可能です。このあと浸水害の危険がある地域では、早めの避難が大切ですが、もし既に家屋が浸水してしまったり、道路が冠水してしまったりしている場合は、屋外への避難が危険な場合もあります。自治体の避難情報や最新の気象情報を確認し、避難が困難な場合は、頑丈な建物の2階以上に垂直避難するようにしましょう。

【新型コロナ】避難先で「3密」を避けるために

避難先は自治体が定めた避難所(指定避難所)でなければいけないわけではありません。
指定避難所の数は限られています。そのため、3密(密閉・密集・密接)を避けるために、なるべく避難先を分散できるよう、あらかじめ、より安全な近くの親戚や知人の家などを自主避難先としてお願いしておくのも手段の一つです。また、近隣の方で相談して、その地区の頑丈なビルの上層階を避難場所とするといったことも検討しましょう。
また、指定避難所が変更されていたり、増設されていたりする可能性があります。避難を始める前に、必ず市町村のホームページなどで、確認してください。

【新型コロナ】避難所における感染症対策

避難所など多くの人が避難してくる場所に避難する場合は、感染症予防のため、以下のような点に注意しましょう。
・持ち物
非常用持ち出し品としてマスク(ない場合は口や鼻を覆うハンカチやティッシュ)、アルコール消毒液またはウェットティッシュ、体温計を持っていきましょう。
・検温と体調管理
避難所に入る前と、避難所に入ってからの毎日の検温を行いましょう。発熱やせきなど体調に異変がある場合は必ず避難所の運営者等に申し出てください。
・手洗いと咳エチケット
避難所では「自分がかからない」「他人にうつさない」よう、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。できる限り、こまめな手洗い、消毒を心掛けてください。

大雨・避難に関する解説記事

天気ガイド

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