異例の猛暑は9月2日頃まで 9月中旬は朝晩の気温が低下 しのぎやすく 2週間天気
9月3日(水)頃の雨を境に、最高気温35℃以上の猛暑日地点が大幅に減少。日中の厳しい残暑はしばらく続きますが、一雨ごとに季節が前進。9月中旬になると朝晩の気温が下がり、九州から関東もしのぎやすくなりそう。
来週半ば 猛暑日地点が減少
明日30日(土)の午前中は、東北北部や北海道で雨が降るでしょう。秋田県や青森県では激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒してください。一方、晴れる九州から関東、東北南部では、猛烈な暑さ。最高気温は、東京都心で37℃と体温並み。内陸はさらに高く、名古屋や熊谷などで40℃の予想です。31日(日)は大阪で38℃と、危険な暑さになるでしょう。
9月に入ると、雨を境に空気が少し入れ替わります。9月2日(火)は前線が本州を南下して、3日(水)にかけて一時的に雨が降るでしょう。4日(木)から5日(金)も、低気圧や湿った空気の影響で、九州から関東の太平洋側では雨の降る時間がありそうです。気温は全国的に平年より高いですが、九州から関東で最高気温が35℃以上の猛暑日地点は大幅に減るでしょう。
朝晩 ようやく秋の気配
9月6日(土)以降も、たびたび低気圧や前線が日本付近を通過する予想です。天気は2日から3日程度の短い周期で変わる所が多いでしょう。7日(日)から8日(月)にかけては西から雨の範囲が広がり、9日(火)以降は太平洋側ほど雲が広がります。東海や関東では、断続的に雨が降るでしょう。
最高気温は平年より高く、沖縄や九州から関東では、30℃を超える所が多くなりそうです。日差しが届くと気温がグングン上がり、名古屋は35℃の猛暑日の日もあるでしょう。ただ、一雨ごとに朝晩は気温が下がり、9日(火)以降は九州から関東で最低気温が25℃を下回る所が多い見込みです。東北は20℃くらい、北海道は15℃くらいの日もあり、長袖や羽織る物が必要になるでしょう。