栃木・群馬・山梨に「熱中症警戒アラート」 あすも暑さ警戒
栃木・群馬・山梨に「熱中症警戒アラート」
また、気象庁はきょう「東日本と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報」を発表しました。関東甲信地方でも気温の高い状態が今後2週間程度続く予想となっていて、あさって(21日)ごろにかけて猛暑日となる所がある見込みです。「熱中症警戒アラート」が発表されていない地域でも、熱中症にならないようこまめに水分や休憩をとるなどしてください。また、高齢者や小さい子どもには声を掛けてあげることも大切です。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
この暑さ指数が、都内や県内のどこかの地点で「33」を超えると予想された場合、都や県単位で、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心掛けてください。
熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は
① 身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
② 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
③ エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
④ 「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。