北海道東部 最大瞬間風速25メートル超えの暴風 台風並みの低気圧の影響いつまで?
今日20日(土)は、北海道の釧路や根室など東部を中心に台風並みの暴風が吹き荒れ、釧路地方には暴風警報発表中。警戒いつまで?
低気圧が台風並みに発達 釧路・根室地方に暴風警報発表中
今日20日(土)は、北海道の東海上で低気圧が発達。20日午前6時現在、中心気圧は974hPaと台風並みに発達しているため、北日本の太平洋側を中心に最大瞬間風速25m/s以上の暴風が吹き荒れています。
【20日午前10時までの最大瞬間風速】
北海道弟子屈町 26.7m/s
北海道釧路町知方学 24.0m/s
北海道中標津町上標津 23.3m/s
宮城県仙台市 21.3m/s
最大瞬間風速25m/s以上になると、風に向かって歩けなくなり、看板や屋根瓦が飛ばされるレベルの暴風です。
20日午前10時半現在、北海道釧路地方には暴風警報が発表されています。
暴風警戒いつまで?
北海道の東海上にある低気圧の動きが遅いため、北海道の東部では日中いっぱい暴風に警戒が必要です。夜は暴風レベルの風は次第に収まりますが、強風や高波に注意が必要です。
仙台など東北の太平洋側では、夕方にかけて強風に注意して下さい。
非常に強い風って どんな風?
非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km~110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。(なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。)
飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。