関東・東北で黄砂観測 27日も東北や北海道に飛来のおそれ 洗濯物の外干しは注意を
2024年04月26日12:35
関東や東北で黄砂観測中
東京では、午前9時に黄砂の飛来を観測しました。視程は10km以上でした。
また、横浜でも午前10時に黄砂を観測しました。視程は9kmでした。横浜市内方面の空をみるとうっすらと霞んでいる様子が見えます。
さらに今日は東北地方でも、黄砂を観測しています。
今日このあとも北海道から東海、北陸にかけては黄砂が飛ぶ可能性があります。車などに付着する所もあるでしょう。所によっては視程が5km未満となるおそれがあり、交通へ影響が出る可能性もありますので、念のため注意してください。
また、洗濯物にも付着するおそれもありますので、気になる方は、晴れていても部屋干しにした方が良さそうです。
27日も黄砂に注意
黄砂は日中は次第に東の海上へ抜けていく予想ですが、黄砂は非常に粒子が小さいため、長い間空中に浮遊している可能性もあります。気になる方は、明日も洗濯物は部屋の中に干した方が良さそうです。また、車などへの付着にもお気をつけください。
黄砂の健康への影響を予防するには
①日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
②黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。