大型の台風3号「ケーミー」発生 台風発生は約2か月ぶり 来週は沖縄を直撃のおそれ
今日7月20日(土)15時、フィリピンの東で、大型の台風3号「ケーミー」が発生しました。台風の発生は5月31日の台風2号以来、約2か月ぶり。今後は高い海面水温を北上するため急発達し、来週中頃、沖縄の先島諸島を直撃する恐れがあるため警戒が必要です。
大型の台風3号「ケーミー」発生
今日20日15時、フィリピンの東で大型の台風3号「ケーミー」が発生しました。
【台風3号「ケーミー」】
中心位置 フィリピンの東
大きさ 大型
進行方向・速さ 西北西20km/h
中心気圧 1002hPa
最大風速 18m/s
最大瞬間風速 25m/s
台風3号は、今後、高い海面水温(30℃以上)を北上するため急激に発達し、暴風域を伴いながら来週中頃には「強い」勢力で沖縄の先島諸島付近に進む恐れがあるため警戒が必要です。
台風の名前
「ケーミー」は、韓国が用意した名前で「あり(蟻)」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。