東京地方で「木枯らし1号」 2年連続の発表 「富士山の初冠雪」と同日は史上初めて
2024年11月07日11:45
東京地方で「木枯らし1号」
東京都心では、10時54分に最大瞬間風速13.7メートル(北西)を観測しました。
そのため、気象庁は、今日7日「東京地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。東京地方では、3年ぶりに木枯らし1号の吹いた昨年2023年に続き、2年連続の発表で、2023年より6日早いことになります。
なお、富士山の初冠雪の観測開始が1894年、東京地方の木枯らし1号の観測は1951年からと開始時期は違いますが、木枯らし1号が発表された年、同じ日に富士山の初冠雪が観測されるのは初めてです。
木枯らし1号の条件(東京地方)
東京地方の木枯らし1号の条件は、
・期間は10月半ばから11月末までの間
・気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと
・東京における風向が西北西~北
・東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
気象庁は、これらを基本として、総合的に判断して発表しています。
なお、2024年は、近畿地方の木枯らし1号も、11月7日に発表されました。
追記:東京地方と近畿地方で、同じ日に木枯らし1号の発表は、2017年(10月30日)以来7年ぶりです。