5月の紫外線の強さは真夏に匹敵する日も 明日14日も「非常に強い」紫外線に注意
意外と日焼けをしやすい5月 強まる紫外線に注意
屋外でお過ごしの方は、紫外線の強さを実感している方も多いと思います。
今年これまでにつくばで観測された紫外線の観測値を見ると、早くも4月、5月には「非常に強い」というレベルに達している日もあり、真夏に匹敵するような紫外線の強さの日もあります。
真夏とは違うカラッとした空気に包まれ、快適な晴れの日も意外と紫外線量は多いため油断ができません。
今日13日も九州から東海、北陸にかけては紫外線が「非常に強い」見込みで、関東や北陸、東北でも「強い」ランクとなっています。
明日14日もうっかり日焼けにご注意を
紫外線指数は、沖縄、九州から近畿にかけて「非常に強い」予想です。外に出かける際には、日焼け止めクリームをつけるなどして、対策を行いましょう。東海や北陸、関東や東北も「強い」紫外線が降り注ぎます。帽子や日傘などでうっかり日焼けにご注意ください。
北海道は「やや強い」ランクとなるでしょう。
紫外線が強いのはいつ?
①同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど、紫外線の量が強まります。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは、6月から8月の夏の時期です。
②1日のうちで一番紫外線が強い時間は、正午頃をはさむ数時間です。夏の午前10時~午後2時には、1日のおよそ70%の紫外線が降り注ぎます。
③また、緯度によっても、紫外線の強さは異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。年間の紫外線量は、沖縄と北海道では、2倍程度の違いがみられます。
紫外線の浴びすぎを防ぐには?
①長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。
②洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。
③紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。