三連休初日の今日22日(土)は行楽日和 北陸から北海道も天気回復 空気乾燥に注意
三連休初日の今日22日(土)は、広範囲で晴れて行楽日和に。北陸や北海道で降っている雨や雪も次第にやみ、天気は回復へ。空気が乾燥するため、火の元や体調管理にご注意を。
広範囲で晴天 行楽日和に
今日22日(土)は、冬型の気圧配置が緩み、本州付近は大陸から張り出す高気圧に覆われる見込みです。九州から東海、関東は、日差しがたっぷり届くでしょう。紅葉の見頃を迎えた所では、青空と紅葉の美しいコントラストが期待できそうです。北陸から北海道の日本海側は、寒気の影響が残るため、午前は所々で雨や雪が降るでしょう。午後は次第に天気が回復に向かう見込みです。太平洋側は広い範囲で晴れるでしょう。最高気温は昨日と同じくらいの所が多く、関東から西では日差しが暖かいでしょう。朝晩と昼間の気温差が大きいため、服装でうまく調節なさってください。
空気の乾燥に注意
今日22日(土)も湿度の低い所が多く、空気が乾燥します。予想最小湿度は、仙台で33%、東京で36%、広島で31%と、30%~40%台の所が多くなっています。先日、大規模火災が発生した大分は41%の予想です。仙台や大分を含め、太平洋側を中心に乾燥注意報が発表されている所があります。空気の乾燥が続くため、火の元や体調管理に注意が必要です。
空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。