「しぶんぎ座流星群」今夜ピーク あす未明~明け方が観察に最適 天気は?
2021年01月03日06:20
しぶんぎ座流星群 いつ? どこを見る?
今回、流れ星の観察に適した時間帯は、あす4日の夜明け前2~4時間(東京では4日2時~5時頃)となっています。実際に見える流れ星の数は、空の暗い場所で、1時間あたり最大20個程度と予想されていますので、今年初めての流れ星を見つけるチャンスです。
見える方向ですが、流れ星は放射点を中心に、放射状に出現します。放射点付近だけでなく、どちらの方向にも流れ星が現れますので、なるべく空の広い範囲を見渡すのがポイントです。
しかし、今回、流れ星の観察に適した時間帯には、明るい月が輝いています。視界に月が入らない方向を見るのが、おすすめです。外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは、観察を続けると良いでしょう。
気になる天気は?
この放射冷却とは、物が外へ熱を出して(放射)、冷える(冷却)ことです。例えば、布団をかけずに寝ると、体から熱が逃げて、冷えてしまいます。これと同じで、雲があると、雲が布団と同じ役目をするため、地上付近の熱が逃げにくくなりますが、雲がないことで、地上付近の熱がどんどん上空へ逃げてしまうのです。
あす4日未明~明け方の気温は、北海道は氷点下10℃くらいの所が多いですし、東北も凍える寒さでしょう。関東から九州では、市街地でも、0度前後という所が多い予想です。しっかり暖かくして、流れ星に願いを託してみてください。